麻しん(はしか)ってどんな病気?
麻しんウイルスによる感染症で、感染力は極めて強く、インフルエンザの約10倍の感染力とされます。
免疫のない人が家庭内などで感染者にさらされた場合、約100%が発症すると言われています。
感染経路
空気感染・飛沫感染・接触感染でヒトからヒトに感染します。
換気が悪い室内では感染者がいなくなった後もウイルスが漂い、感染のリスクがあります。
潜伏期間と周囲への感染可能期間
感染から発症まで7日~21日(平均10~12日)
周囲への感染可能期間:発症日の1日前から解熱後3日を経過するまで
★症状がなくても他者に移す期間があります。
主な症状
感染後平均10日後に発熱や咳、鼻汁、目の充血などの風邪のような症状が現れます。
2~3日熱が続き、解熱傾向になった後に39℃以上の高熱と発疹が現れます。
合併症がなければ約10日程度で徐々に回復しますが、麻しんウイルスに感染すると
免疫機能の低下が数週間続くため、回復後も他の感染症にかかりやすくなってしまいます。
肺炎、中耳炎を合併しやすく、脳炎は患者1,000人に1人程度の割合で発症すると言われます。
死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。
現在、麻しんウイルスに対する薬はありませんので、症状に合わせた対処療法が中心となります。
予防と対策
ワクチンを接種することで約95%程度の人が免疫を獲得することができ、
2回の接種をすることで97~99%の人が免疫を獲得することができます。
感染力が強く、うがいや手洗い・マスクだけでは防ぐことは難しい病気です。
1歳になったらすぐにMRワクチン1期
年長さんになったらMRワクチン2期を速やかに接種しましょう!!